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お知らせ

「震災を忘れない交流会2018」を開催しました 報告

【2019.03.18 更新】
「震災を忘れない交流会2018」を開催しました。


 2012年から毎年開催している「震災を忘れない交流会」を3月16日(土)近江八幡市のホテルニューオウミで開催し、組合員・役職員約40人が参加しました。 コープふくしまから、宍戸常務様と菅野理事様をお招きし、原発事故当時の様子や福島の現状についてお話しいただきました。

 宍戸常務は、「原発事故後、コープふくしまでは学習・測定・調査を継続して取り組んできた。たとえば、ガラスバッジによる外部被曝測定の結果から、ガンになる確率を計算するのでなく、暮らし方の参考にして前向きに活用することが大切だと思う。」とおっしゃいます。


 菅野理事は、原発事故当時、幼稚園の教師をされていた経験から、事故直後の福島の子育てママさん達の困惑や、ご自身も、お子さんを出産するに当たり、不安を感じ、家族と別れ自主避難していたこと、そんななかで、福島に帰ることを判断し、不安や心配を払拭するのに2年半掛かったことなど報告いただきました。今では、子育てをしている人たちも、少しずつ普通の暮らしが取り戻せていると発信いただきました。



▲コープふくしま 宍戸常務



▲コープふくしま 菅野理事

 震災の実情を直接聞き、学ぶこと、知ることの大切さを感じたと同時に、福島県の実際の様子への理解が深まりました。

参加者の声

 
 ◇理事さんのお話を聞いて、人を傷つけるのは「人」だけど、人を救えるのも「人」なんだと改めて感じました。

 ◇「もう大丈夫」と納得して生活されている方も不安を払拭しきれないでいる方も、お互いの気持ちを理解し合っていくことが大事という言葉が印象的でした。

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