2020年6月より、食品を取り扱うすべての事業者はHACCPによる衛生管理を行うことが義務化されています。HACCPとは、原料入荷から製品出荷に至る工程で、食品事業者が食中毒や異物混入などに対する危害要因を把握・軽減する、より安全で衛生的に食品を製造するための衛生管理手法です。毎年、衛生管理の向上を目指して県内取引先を中心に研修会を開催しています。
㈱シガフードプロダクツ様より、食肉製品を加工する上での異物混入の対策や従業員教育などの報告、滋賀県食品安全監視センター様より、食品工場で衛生調査や品質管理指導するポイントを報告していただきました。
意見交換会では、行政・食品事業者・消費者がそれぞれの立場で、食品事業者が実施するHACCPによる衛生管理の取り組みや、消費者にその取り組みを情報発信するアイデアについて意見交換を行いました。
▲㈱シガフードプロダクツ工場長 松井 祥 様