「生協」は、より良いくらしを実現するために、出資も、利用も、運営も、すべて組合員が行い関わる組織です。
そんな生協だから、私たち組合員の想いや願いをかなえるための仕組みがいろいろあります。さああなたも、その仕組みを使って組合員活動を始めてみませんか?
組合員の生協へのかかわりは商品の利用が第一歩です。いつでも、どこでも商品を真ん中に据えることが、いろんなくらしづくりへとつながるスタートラインです。
商品の利用から、使い勝手やおいしさなど、おしゃべりが生まれ、家族のこと、健康のこと、子育てのこと、平和や環境、福祉のことなど、くらしにかかわる願いが広がり、わたしの、そしてみんなのくらしをよくしたいという想いがつのってきます。
想いを伝え、自分の想いがみんなの想いとつながり、商品や、またさまざまな活動を通して「かたち」にしていくなかで、生協を自分のものだと感じていきます。
そんな関わりを持つ組合員が少しずつ増えていくことは、生協の発展への支えとなり、そして地域の中で笑顔あふれるくらしが広がっていきます。
私たちは、「くらしを良くしたい」、「安心してくらしたい」という想いがあります。
一人ひとりのくらしは、家族、食、住まい、健康、地域など様々なことの関わりやつながりの中にあります。
私のくらしを通して、生協の事業や活動を利用し、参加し、知り学び、つながって教えあい、伝えあい、みんなとともにくらしに関わる大切な取り組みをすすめていきましょう。
たべることは生きること、私たちにとって食べ物はとても大切なもの。
食べ物はすべて生き物です。その命をもらって私たちは生きています。
野菜・果物・肉… 一生懸命育てた人がいるということ… 食事を一生懸命作ってくれた人がいるということ… 美味しいものを食べて幸せな気持ちになる。
感謝する心を大切に、たくさんの「いいね」の声を広げます。
食べることは生きること、命の源である食について学び、体験し、食の自立に取り組み、大人も子どもも健康的に生きる力を育みます。組合員のサポーターを中心に、家庭での食育について、親子で楽しく体験学習します。
*2021年度の見逃し配信
「植付け」「間引き・除草」「収穫」の3回の農業体験を通して、食の大切さや農業を学び、地産地消を推進します。
作付け野菜:さつまいも・人参
コープしがの産直米の生産者との交流や体験を通して、米作りの苦労や農業を守ることの大切さを学びます。
田植えと稲刈り、セットで体験します。
コープ商品や産直商品、県内生産者と交流し、商品のこだわりや作り手の想いを学びます。組合員が身近で参加しやすいよう、産直・商品普及委員を担う組合員が中心となって県内7会場で企画開催しています。
身近な大豆を育てることを通して、家庭で食について考えます。栽培、収穫、調理まで、参加者でシェアしながら楽しく取り組みます。
大豆プロジェクト みんなのページ
滋賀県の約6分の1を占める琵琶湖。周囲の緑豊かな山々や田園風景は、私たちのくらしにやすらぎを与えてくれます。湖とその周辺には1000種類以上の動植物が生息し、四季折々の眺望と多様な恵みをもたらしてくれます。ふれあう体験の場を通じ自然を大切にする心を育んでいきます。
2010年「コープしがびわ湖の日(9月第1土曜)」の制定とともに、組合員・役職員約500人が集ってびわ湖岸の清掃活動を行ってきました。
2020年からは、みんなで集まることを避け、各自が身近な仲間と「びわ湖のためにできるコト」に取り組む活動として実施しています。
*2022年の活動報告
*2021年の活動報告
琵琶湖へ流れる水源となる森林について、森林保全に取り組む人たちと交流することで、その大切さを実感し、自然を大切にする心を育みます。
森の中でネイチャーゲームや木こり体験を通して自然に親しみます。
夏のライトダウンキャンペーン(夏至~アースデイ):家庭での夜間の照明を消してCO2削減と地球温暖化について考えます。
冬のエコライフキャンペーン(冬至~大寒):省エネ型ライフスタイルに取り組み、冬場のエネルギー削減と、続けることの大切さを考えます。
あらゆる命に限りがあり、だからこそ命はかけがえのないもの。今生きている自分の存在を認め、今生きているかけがえのなさを理解することにより、他の命・他者の存在を尊重するようになります。自分はたった一人で生きているのではなく、他者と共に生きている存在であるという思いを持てることが大切。平和な社会の実現をめざして、命の尊さを考え、お互いの人権を守り安心できるくらしづくりを進める場を広げます。
滋賀県内の戦争遺跡や戦争体験にふれ、平和への想いや命の大切さを実感します。
2021年は、オンラインで実施しました。
2021年度の見逃し配信
核家族化が進み、家族だけでは支えきれない暮らしにおける多様なニーズが高まっています。
人と人のつながりを再構築するだけでなく、課題解決機能を高めるための多様な組織・個人を協同することが重要になります。
住民としての主体性と責任を自覚した人々の支えあい・たすけあう活動をすすめ、みんなが幸せになることをめざします。
組合員どうしの助け合い活動です。組合員の「助けて」の声に応えるのも組合員です。地域ごとに組合員で構成する「コーディネーター会」が、依頼の受付、サポーターの手配、運営などを担っています。
くわしくはこちら
ふつうに生活できている今に感謝し、何気ない毎日を大切に暮らす…
いつもと違うことに気づいたら、一緒に考えてみませんか。いつもと違うことに気づいたら、私にできることをしてみませんか。
くらしの願いの実現に向け、みんなで力をあわせる活動をすすめます。
お手伝いを通じ、子どもたちの自らやってみる“自発心”や、役割を担う“責任感”を育みます。楽しくお手伝いに取り組むことで、家庭での仕事について知り、親子のふれあいを深めます。
毎年、夏休みと冬休みに取り組んでいます。
生協では、組合員の想いや願いをかなえるための「組合員活動」を支援していますが、今まで、組合員活動の運営や情報発信において、「組合員活動の目的」をわかりやすくお知らせできていませんでした。このため、活動を振り返って、参加しやすい組合員活動のあり方を検討する中で、あらためて2022年3月、「組合員活動の目的やたいせつにすること」について簡潔に整理し直しました。
組合員のみんなのくらしの中から寄せられたいろんな願い…それらを協同のちからでかなえていくために、様々なステージがあります。