生活協同組合コープしが(以下コープしが)と大津市は、12月17日(火)、大津市役所において包括連携協定の締結式を行いました。
大津市とコープしがは、2001年に結んだ「環境保全協定」に始まり、その後、「災害時における生活物資の調達等に関する協定」、「大津市高齢者等地域見守りネットワーク事業に関する協定」を結んできました。組合員や市民のくらしは多岐にわたることから、その他の項目についても包括的に連携し、地域の諸課題に迅速かつ適切に対応できるよう、今回の協定締結に至りました。
本協定は、相互に連携を図り、地域の諸課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展及び市民サービスのより一層の向上を図ることを目的とする。
(1)地域の安全・安心に関すること
(2)高齢者・障害者支援に関すること
(3)食育・健康推進に関すること
(4)農業振興に関すること
(5)環境保全・SDGsの推進に関すること
(6)情報発信・情報提供に関すること
(7)その他市施策との連携に関すること
具体的には、コープしがの職員などが、日常の業務の中で地域や住民の異変や異常を発見した場合に、大津市へ情報提供を行うことや、コープが ゆめふうせんふらっとプレイスの利用を推進すること、その他、大津市農産物の取り扱いの検討をすすめます。また龍谷大学の学生とコラボした取り組みも予定しています。
▲「協定締結にあたっては、コープしがの事務局が大津市の各部局に何度も足を運び、熱心にヒアリングを重ねてくださった。行政もしっかりと対応していきたい。」と大津市國松副市長
▲「コープしがの行動指針である『みんなごと』は、周りの人の困りごとに対して自分ができることを考えて行動できる組織になろうという思いを込めている。この協定の内容の1つ1つは、まさしく『みんなごと』。『みんなごと』を実践して、頑張っていきたい。」とコープしが白石理事長
今後さらに連携を深め、地域のくらしを協同の力でよくしていけるように、取り組んでいきます。