▲10月23日(月)、東京で行われた表彰式で表彰を受けた生活協同組合コープしが白石理事長
厚生労働省では、消費生活協同組合法(昭和23年法律第200号)施行を記念し、消費生活協同組合法の理念にのっとって健全な事業運営を行い、他の模範と認められる消費生活協同組合(連合会)並びに組合役員に対し、5年毎に厚生労働大臣表彰を行なっています。
今回は、法制定75周年を記念して、31の組合・連合会と29名の役員が表彰され、生活協同組合コープしがも表彰されましたのでお知らせします。
【地域社会発展に向けた取り組み】
1.「しが子どもの笑顔はぐくみサポート基金」の創設と実施
組合員による県内商品利用を基金の積み立てに繋げることで、貧困や様々な悩みを抱える子どもたちを応援すること、県内生産者の応援と地産地消につなげることを基金の設立目的として2022年度に創設し、取り組んでいます。基金は滋賀県:淡海子育て応援団「子どもの笑顔はぐくみプロジェクト」に寄付しています。
しが子どもの笑顔はぐくみサポート基金について 詳しくはこちら
2.食品ロス削減の取り組み
コープしがの各事業所にフードボックスを設置し、組合員から余剰食品の提供を受け、フードバンク活動団体や社会福祉協議会を通して必要とする人に届ける「フードドライブ」を福祉と環境の側面から取り組みを行っています。また、ハートコープしが(子会社)では「野菜くずの堆肥化・リサイクルの取り組み」をすすめています。
フードドライブについて 詳しくはこちら
ハートコープしがについて 詳しくはこちら
3.移動店舗販売事業の実施
行政、社協、地域づくり協議会、生活協同組合コープしがの4者が相互に連携及び協力しながら、移動店舗販売事業を通して買い物が困難となっている住民の日常生活の支援を行うほか、見守り活動や地域交流のための活動など地域の課題解決に向けた事業に取り組んでいます。今後も事業地域を広げ、地域の暮らしを守り、地域コミュニティの活性化を図り、地域共生社会の実現に向けた活動を促進します。
移動店舗販売事業について 詳しくはこちら
4.行政との連携による子育て家庭を見守る取り組み
行政との子育て支援に関する話し合いから、組合員外に関係なく、1歳未満の赤ちゃんがいる家庭に対し、毎月おむつを届ける取り組みを行っています。おむつを届けるだけではなく、子育て経験がある専任スタッフが、お届けの対面時にお子さんやお母さんの健康状態の確認、悩み事の相談などにより、孤独になりがちな子育て中のお母さんを支援しています。この取り組みは自治体より受託を受けておこなっており、滋賀県内(現在3市町)だけでなく全国に広がる取り組みになっています。
乳児おむつ等支給事業について 詳しくはこちら
5.キッチンカー健康教室の実施 ※2022年度は県内で69回開催
「地域での健康づくり」への役立ちとして、無料で出前型の健康教室を行っています。赤いキッチンカーで滋賀県内全域の高齢者サロンや老人ホーム、子育てサークルなどに伺い、試食やクイズを交えながら健康の話や健康レシピを紹介しています。
キッチンカー健康教室について 詳しくはこちら
【組合員と役職員ですすめる環境保全の取り組み】
びわこ*たいせつ活動とした環境への組合員と役職員の取り組み
「びわ湖を大切にするこころ」を育む事業の一環として、毎月9月に「びわ湖清掃ウォーク」を実施しています。今年で14年目となり、組合員だけでなく、組合員外、役職員が一緒に清掃活動を行う取り組みです。その他にも、ライトダウンキャンペーンなどのCO2削減の取り組み、店舗にリサイクルステーション(アルミ缶、古紙、段ボール回収)の設置、コープの森あぶらひで山の果たす役割や環境保全の大切さを学ぶ取り組みなどを継続してすすめています。また、生物多様性の保全と自然資源の持続的な利活用に取り組む事業者として滋賀県「しが生物多様性取組認証」の3つ星認証を取得しています。
びわ湖清掃ウォーク2023年度の報告はこちら
【その他、行政との連携・協力による取り組み】
滋賀県との包括連携協定に基づいた取り組みの実施
2025年「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の開催成功に向けて、県民の知名度向上につながるよう取り組みをすすめています。また滋賀県産いちご「みおしずく」を使ったスイーツ試作プロジェクトに参画し、滋賀県の素材にこだわった「"みおしずく香る"近江のめぐみドルチェ」を開発、組合員へ利用を呼びかけています。
"みおしずく香る"近江のめぐみドルチェについて 詳しくはこちら
▲設立準備からから今日まで、コープしがに関わったみんなに頂いた表彰状です