三井寺の原爆犠牲者慰霊・世界平和祈願法要に参加しました 報告
【2022.08.08 更新】
三井寺の原爆犠牲者慰霊・世界平和祈願法要に参加しました
三井寺では、戦後まもなくから「過ちを繰り返してはならない」という誓いをこめて、原爆忌にあたる8月6日、三井寺(園城寺)観音堂において原爆犠牲者慰霊・世界平和祈願法要が行われています。
当日は、コープしがの役職員も参加して原爆犠牲者の鎮魂と平和を祈り、原爆投下の同時刻8時15分に黙祷を行った後、「ひろしま平和の歌」を合唱しました。
風清く かがやくところ
国のはて 世界の友に
おお熱く 想いかよえと
鐘は鳴る 平和の鐘に
いまわれら 手をさし伸べて
その睦み ここに歌わん 「ひろしま平和の歌」より
また絵馬堂には、全国から寄せられた平和へのメッセージを記した短冊約800枚が飾られ、コープしがも、役職員が記した平和へのメッセージ149枚を滋賀県生協連を通じて届けました。
同時刻、広島平和記念公園で行われた広島平和記念式典では、広島市松井市長による「平和宣言」が読み上げられました。
”ロシアによるウクライナ侵攻では、国民の生命と財産を守る為政者が国民を戦争の道具として使い、他国の 罪のない市民の命や日常を奪っています。そして、世界中で、核兵器による抑止力なくして平和は維持でき ないという考えが勢いを増しています。これらは、これまでの戦争体験から、核兵器のない平和な世界の実 現を目指すこととした人類の決意に背くことではないでしょうか。武力によらずに平和を維持する理想を追 求することを放棄し、現状やむなしとすることは、人類の存続を危うくすることにほかなりません。過ちを これ以上繰り返してはなりません。とりわけ、為政者に核のボタンを預けるということは、1945 年 8 月 6 日 の地獄絵図の再現を許すことであり、人類を核の脅威にさらし続けるものです。一刻も早く全ての核のボタ ンを無用のものにしなくてはなりません。(一部抜粋) ”
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▲「平和が大切だと、身にしみます。でも、思っているだけでは平和になりません。平和を願って、一人ひとりができる行動を、小さいことでいいので続けていきましょう。」とコープしが白石理事長
▲「核兵器のない世の中が、一日も早く実現することを心から願います」と濵田副理事長。