コープしがの国際産直ホムトンバナナの産地であるタイ北部では、9月第2週に台風13号「コンソン」が、翌週には台風15号「ディアンムー」が通過しました。これに伴い、北部のホムトンバナナ産地チャイヤプーム県ノンブアデン地区では、何日にも渡り大雨が降り続き、この多雨による大洪水が発生しました。
ホムトンバナナの圃場も大きな被害を受け、ノンブアデン輸出ホムトンバナナ生産協同組合の調査の結果、37名の生産者の43圃場で33,030本の被害を受けたことが判明しました。
幸いにも生産者および生産者の家族の人的な被害は免れたとのことですが、バナナの被害総額は約900万円となります。
10月、株式会社パシフィック・トレード・ジャパン 代表取締役ペイソー氏より、被害を受けた生産者に対する緊急支援の呼びかけがありました。
コープしがの産直産地として、世界的な新型コロナ感染症影響下においても安定して無農薬バナナを供給いただいています。
コープしがでも生産者の皆さんが少しでも早く元気を取り戻せるよう、組合員さんの利用の一部を積み立てている「産直・県内農産基金」から、20万円を支援金として寄付しましたので、ご報告します。
被災された生産者の一日も早い復興を願っています。
▼被害圃場の状況
※尚、お見舞金は、パシフィック・トレード・ジャパンを通して、生産者の被害状況に応じて分配されます。