滋賀県内に4店舗あるコープしがのお店では、手作り&できたてのお惣菜コーナーが人気です。とくに8月は夏休みやお盆が重なり、人がたくさん集まる時期。みんなでわいわい取り分けられるお惣菜が大活躍しそうです。そこで今回は、お店で作るお惣菜のおいしさのひみつ、知る人ぞ知る限定商品、お惣菜を賢くゲットする裏技などを一気にご紹介いたします!
『海鮮握り鮨 鈴』
『たっぷりだしの自家製だしまき』
現在、コープしがのぜぜ・もりやま・かたた・ながはまの全店で不動の人気を誇るのが、「海鮮握り鮨」と「たっぷりだしの自家製だしまき」です。天ぷらから焼き魚、ハンバーグやコロッケまで、魅力的なお惣菜がたくさんあるにも関わらず、なぜこれらが1、2を争う人気商品なのでしょう。そのひみつを探るべく、1号店のコープぜぜ店へお邪魔しました。
「京都市中央市場で仕入れた新鮮なネタを使っているからです!」といきなりひみつを教えてくれた惣菜スーパーバイザーの吉田哲也さん。たとえば、8種のネタが入った2~3人前の「海鮮握り鮨 鈴」の場合、中トロ・キハダマグロ・鯛・サーモン・カンパチが京都市中央市場で仕入れた生のネタで、店内で手切りした新鮮な状態で握りとして店頭に並びます。
「冷凍ものとはひと味違う食感が支持されている理由」とのこと。シャリはもちろん近江米で、寿司によく合う「日本晴」を使用。店内で、炊きたてを独自で調合した合わせ酢と混ぜ合わせ、ほどよい甘みと酸味のシャリに仕上げています。
一方、噛めばジュワッとだしが染み出す自家製のだしまきは、店舗でも販売している「黄身いきいき白たまご」にだし、砂糖、水を加えて作ったシンプルな味わい。「余計なものは使わない」という信念のもと、焼きたての“手作り感”を大切にしています。
「1本焼くのに卵を6個使い、165~170度の高温に熱した鉄板で手早く巻きます。完全に火が通ってしまうと、あのふんわり感を出せないんですよ」というのは惣菜担当の長田賢二さん。鉄板焼きとスチーム調理を一手に引き受けるベテランで、ほどよく空気を含ませながら卵液を箸でかき混ぜ、大きな鉄板の上にざーっと広げると、ささっと手ぎわよくだしまきを8回転させました。
ちなみにだしまきは一本とハーフがあり、数量は限られますが、ネギだしまきや明太だしまき、鰻が入ったうまき、牛しぐれ煮入りの牛玉が登場することも。「あればラッキー!」という変わりダネのだしまきもぜひチェックしてくださいね。
ところで、コープしがのお惣菜には陳列方法にもこだわりがあることをご存知ですか? それはなるべく新鮮なものを手に取ってもらうため、できたてから手前に並べるということ。
「時間が経過したものは値引き商品へと回し、常に新鮮さをキープしています」と吉田さんは話します。
それから、臭みのない鳥取県産ハーブ鶏を使った「もも唐揚げ」も店舗スタッフのイチ押し。醤油ダレにひと晩漬け込み、しょうがを足して手もみにした逸品で、まだ熱い揚げたてからどんどんなくなっていきます。
このように、店内仕込みのできたてにこだわり、ずらりと名品がそろったコープしがのお惣菜。日々の食卓に取り入れて、手作りのおいしさを楽しんでみてください。
太巻と細巻の中間くらいの太さの中巻をさらに食べやすいハーフサイズにカット。多彩な具材のバリエーションがあり、1本119円(税込)の均一価格で楽しめます。
「中華の日」と銘打って、火曜日は惣菜コーナーにいつもより多くの中華惣菜が並びます。餃子やレバニラ、シュウマイ、油淋鶏などに加え、中華3点セット・酢豚・エビチリやエビチリコロッケが中華の日限定でお楽しみいただけます。お店によって、品揃えが異なりますので、火曜日は惣菜コーナーをチェックしてみてください。
赤飯であんこを包んだ数量限定の人気商品。早ければ午前中にはなくなってしまうことも。1個130円(税込)
※限定商品は祝日やお盆の場合、お休みすることがあります。
10月号の「コープしがのレコメンド!」では食品ロス削減に貢献できるCO・OP商品を紹介します。利用しているみなさんの「推しポイント」を教えてください!