8月8日(木)、コープしがのグループ会社『株式会社コープシステムサービス 大中フードセンター』の竣工式が執り行われました。工事関係者や地元生産者など65名の出席のもと、無事の完成に感謝して玉串奉奠を行いました。
(株)コープシステムサービスは、1995年にコープしがの物流管理を専門的なノウハウで担う子会社として設立されました。来年設立30周年を迎える節目に、新規事業に踏み出すことになります。
コープしがでは、地元食材を使った食材セットを希望する声が、組合員から寄せられていました。また、出荷サイズに合わず廃棄される農産物があることに心を痛めていました。「地元の農産物を無駄なく活用し、組合員のくらしに役立つ商品を提供することはできないだろうか」と、2021年からコープシステムサービスと検討を重ねてきました。大中フードセンターは、当面、コープしがの宅配弁当(夕食サポートつながり)製造の一部を担います。その後は、地元食材を使った食材セット(ミールキット)やカット野菜の製造などを手掛ける予定です。
(株)コープシステムサービス 矢部社長は、今日までお力添えくださった多くの方々への感謝と、「組合員のみなさんや一般のお客さんに喜んでもらえるよう、社員一同で尽力していく。」と決意を述べられました。
▲(株)コープシステムサービス 矢部社長
コ―プしが 白石理事長からは、「宅配弁当を利用する人は、おいしいお弁当を毎日心待ちにしている。その期待に応えるワクワク感を持って責務を果たしてほしい。生協組合員の『買うこと』と『食べること』を支える、この大中フードセンターの『作る力』に期待している。日々、ありがとうが生まれるあたたかい拠点として発展してほしい。」と、エールがありました。
▲コ―プしが白石理事長
組合員、地域のみなさんの応援、よろしくお願いします。
(株)コープシステムサービス 代表取締役社長 矢部光男さんよりメッセージ
組合員や地域のみなさんに『美味しいものを味わってほしい』『笑顔になってほしい』と願って、事業に取り組んでいます。一日も早く事業を安定させ、次のステップに進むためには、利用拡大と同時に人員確保が重要になってきます。これからも様々な形でのみなさんのお力添えをよろしくお願いします。