2012年に、中之郷生産森林組合(長浜市余呉町)とびわ湖森林づくりパートナー協定を締結し、「コープの森余呉」を開設しました。びわ湖森林づくりパートナー協定は、琵琶湖の水源である滋賀県の森林を健康な状態に保つことを目的に、森林整備の資金支援や森林整備活動への人的支援(ボランティアなど)を行う協定です。翌年2013年には、甲賀市に「コープの森あぶらひ」を開設し、支援を行っています。
5月29日(土)、コープの森余呉で、コープしが役職員21名と森林組合の職員6名で森林整備ボランティアを行いました。
今回の作業は、昨年冬に雪で倒れた苗木の木起こしです。滋賀県北部の積雪の多い地域では、植樹後の大切な作業となります。無残に倒れた苗木を1本1本起こし、支柱を2本ずつ打ち込んで補強しました。
▲倒れた苗木は支柱が1本だったため、2本追加して補強していきます
▲最初は細かい作業に戸惑っていましたが、要領を得るとドンドン作業が進みました
約2時間の作業を終えると倒れていた苗木が見事に立ち上がり、「こんなにたくさんの苗木が植えられていたのだ」と驚くほどでした。およそ320本の苗木を起こすことができました。このまま、スクスク育ってくれるといいなあと思います。
▲ほとんど苗木の姿は見られなかった場所に、苗木が現れました
▲みなさん、お疲れ様でした
滋賀県の森林は琵琶湖の大切な水源でもあり、森林整備は防災の観点からも注目されています。今後も、コープの森づくりを通して環境保全に取り組んでいきます。