もっとも寒くなるこの季節。特に女性にとっては万病のもとといわれる「冷え」が心配ですが、体の表面だけを温めても根本的な対策にはならず、体の内側から温める食材をしっかり摂ることで、予防・改善が期待されます。 冷えを感じる原因の一つは、エネルギーがうまく生産できていないこと。人は筋肉で熱の生産が行われますが、これらがうまくいかないと、寒さを感じやすくなるのです。
もう一つは、血流が悪くなること。足や手などの末端まで温かい血が回らなくなると、冷えの原因になるのです。
上記1~3はしっかり食べてほしいものです。4~6は冷え予防の効果が期待されます。
それから食事だけでなく生活面でも、朝食をしっかり食べて内臓を動かし、代謝機能を高めて体温を上昇させるようにしたり、筋肉を作るための「運動」を心がけ、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かりながら、ストレスを溜めない規則正しい生活を心がけましょう。
文:地域活動栄養士 長岡由里子さん