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たべる・たいせつ
毎日のお弁当作りのコツ

 新学期が始まり、さわやかで気持ちのよい季節になりました。昼ごはんのお弁当が楽しみな子どもたちも多いと思いますが、毎日のお弁当作りでのちょっとしたワンポイントをお伝えします。

 まず大事なことは「衛生面(食中毒予防など)」に気をつけること。

  1. 当日の朝に炊いたごはんを入れる
  2. 前日の残りを利用するときは、必ず再加熱をする
  3. お弁当箱に詰めるときには充分に冷まして(ふたをすぐに閉めない)汁けをしっかり切る
  4. おにぎりは素手ではなくラップを使うとよい(ただし、すぐに包まずしばらく開けて冷ますこと。露がつくと水分が多くなり菌が繁殖しやすくなる)
  5. 夏は味を濃いめに。塩分や砂糖分が多いと傷みにくい
  6. 生野菜はできるだけ避けたほうがいいが、ミニトマトを使う場合は、菌が多いへたは取り除き、きゅうりなどは塩もみして水分を抜き、マヨネーズや酢で和えるなどの工夫をしましょう。

 それから好き嫌いのある子どもでも、お弁当だと皆と一緒に食べることもあるので、嫌いなおかずは避けずに工夫を。肉や魚が苦手なら、そぼろにしてカレー味や香味を用いて味付けを濃いめに。野菜が苦手なら、お好み焼き風にしたりハンバーグに混ぜ込んだりしてもいいでしょう。乳製品も子どもの成長には不可欠なので、ごはんの代わりに蒸しパンやフレンチトーストなどおやつ感覚で利用してもいいですね。

 またお弁当を毎日作るのは大変なので、冷凍保存を上手に利用しましょう。きんぴら・切干大根煮・小松菜やほうれん草の煮びたし・煮込みハンバーグ・ミートボールのトマト煮・焼き魚・唐揚げなどたいていのものは冷凍可能なので、まとめて作って小分けにしておくと、朝レンジで解凍して詰めるだけで済みます。愛情いっぱい詰め込まれたお弁当で、子どもも大人もお腹いっぱいになってほしいですね。

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