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たべる・たいせつ
常備菜を作ろう

 仕事や家事育児に忙しい方にとって、疲れていても毎日食事を作るのは大変です。そんな時に役に立つのが常備菜。常備菜とは、普段いつでも食べられるように用意する、日持ちする作り置きのおかずのことで、きんぴらごぼうやひじきの煮物・つくだ煮などが代表的なものです。冷蔵庫や冷凍庫で保存がきくので、材料が安く手に入った時や、余りがちな野菜を利用し、週末など時間がある日にまとめて作っておけば、普段の食事作りが楽になります。また、食事バランスを考えて、もう1品欲しいという時や、忙しい朝のお弁当作りにも使えて便利です。

 通常、冷蔵庫での保存期間は「2?3日」が目安です。それ以上もたせたい場合にはできれば冷凍を。冷凍での保存期間は「2週間程度」が目安になります。また、マリネや漬物といった酢や塩を多く使ったレシピなら「4~5日」はもたせることができ、きんぴらや切り干し大根のような煮物もしっかりと汁を煮詰めれば長持ちします。

 調理の際には清潔を心がけて、雑菌が入らないよう注意が必要です。保存する時には、

  1. 容器はキレイに洗って水けをしっかりふき取り乾かしてから料理を入れる
  2. 調理後は熱いうちに保存容器に入れ、粗熱がとれたらすぐ冷蔵庫か冷凍庫に入れる
  3. 冷凍する時は1回使う分ずつに小分けして冷凍するなどに気をつけます。

また夏場は気温が高く腐りやすいので、保存期間は短めに食べきるようにします。

 保存容器はホーロー・ガラス・プラスチックなどいろんな素材がありますが、清潔を保てるよう洗いやすく、雑菌が入りにくいよう密閉ができ、ふたが付いているものを選びましょう。食べる際には温め直したり、別の味でアレンジして食べると変化が楽しめます。手抜きしながら「気使いは抜かない」上手な食生活で、家族の健康を守りましょう。

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