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季節のめぐみをただきます! たべるたいせつ 季節のめぐみをただきます! たべるたいせつ

サバ缶で簡単郷土料理 丹後のばら寿司
断面が見えるよう、四角く切り分けて皿に盛り付けましょう
料理写真

調理時間 約45分 1人分/540kcal 塩分 2.5g
※調理時間に浸水、炊飯時間は除く

材料(4~5人分)

米       …3合
サバ味付け缶(しょうゆ味)
        …1缶(190g前後)
砂糖      …大さじ2
干ししいたけ  …5枚
たけのこ水煮  …50g
卵       …3個
かまぼこ(ピンク)…1/2枚
絹さや     …10枚
(またはインゲン5本)
紅しょうが   …適量
A)酢     …50ml
  砂糖    …40g
  塩     …小さじ1/4
B)水     …1カップ
  砂糖    …大さじ1
C)砂糖    …大さじ1
  しょうゆ  …大さじ2
D)みりん   …大さじ1
  塩     …小さじ1/8

作り方

  1. 米は少しかために炊き、飯切り(ボウル)に移してよく混ぜておいたをかけ、切るように混ぜて酢飯を作る。ボウルに干ししいたけとを入れて戻しておく。(30分~)
  2. サバ缶を汁ごと小鍋に移し、くずしながらかき混ぜて煮る。途中で砂糖を加え、汁けがなくなりそぼろ状になるまで煮る。
  3. ①のしいたけの水けを軽くしぼって薄く切り、たけのこも同じ大きさに切る。鍋にしいたけ・たけのこ・戻し汁・を入れて、汁けがなくなるまで煮る。
  4. 卵にを加えてよく溶きほぐし、薄焼き卵を作ったらせん切りにし錦糸卵を作る。
  5. かまぼこは扇形に薄く切る。絹さやはゆでて太めのせん切りにする。
  6. 四角い容器に酢飯、②のそぼろ、③の順に敷き詰め、再度酢飯、②③を。上に錦糸卵、絹さやとかまぼこ、最後に紅しょうがを散らす。
春のごちそうちらし寿司 春のごちそうちらし寿司
長岡由里子さん長岡由里子さん

行政や地域で、フリーの栄養士として健康や食育などに携わる。車で全国一人旅しながら食べ歩くのが趣味の行動派。

春の足音とともに増えてくるお祝い事のごちそうと言えば「ちらし寿司」を思い浮かべる人も多いのでは。

一般にちらし寿司というのは、白い酢飯の上に様々な具材を散らすようにのせたものを指しますが、地域によって表現の仕方はいろいろで、関東を中心に酢飯の上に刺身のような海鮮類を並べたものを「江戸前ちらし」、酢飯に調味した具材を細かく切ったものを混ぜ込み、錦糸卵やのりを上に飾ったものを単に「ちらし寿司」「五目寿司」「五目ちらし」という場合もあります。また、酢飯の上に細かく切った寿司種や生魚を散らした「ばらちらし」というものもあります。京都や大阪、岡山県では、寒い時期限定で温めて供される「蒸し寿司(ぬく寿司)」も人気です。

近畿地方で特に有名なのは、丹後地方の郷土料理「丹後のばら寿司」で、甘く煮つけた焼きサバのそぼろを散らすのが特徴です。具材を作る手間を省き、酢飯に混ぜるだけの「五目寿司の素」のように便利な商品もたくさんあります。色とりどりの具材と共にお祝いの気持ちも一緒に散らして、おいしくいただきたいですね。

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