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季節のめぐみをただきます! たべるたいせつ 季節のめぐみをただきます! たべるたいせつ

Wの効果! チョコレートドレッシング
料理写真

調理時間 約15分 全量/1338kcal 塩分 6.0g

材料(作りやすい分量)

板チョコ(ダーク)…50g
サラダ油     …80ml
卵黄       …1個分
牛乳       …50ml
しょうゆ     …40ml
砂糖       …小さじ2
すりごま     …大さじ1
A)人参・玉ねぎ …各50g
  りんご    …30g
  にんにく   …1片

作り方

  1. 板チョコは50℃くらいの湯せんで溶かしておく。
  2. の材料を2cmくらいに小さく切る。
  3. ②の野菜類、サラダ油、卵黄をミキサーに入れ、粗いペースト状に攪拌する。そこに、①、牛乳、しょうゆ、すりごまを加え、さらに撹拌して均一に混ぜたらお好みの野菜にかけて召し上がれ。
※ゆで卵やサラダチキンなどにも合います。
※玉ねぎやにんにくは動脈硬化の予防、また食事の最初に野菜から食べると(ベジファースト)、血糖値の上昇を抑えるので、チョコレートと組み合わせることでWの効果が期待できます。
※冷蔵庫に入れて4~5日は持ちます。分離している場合はよく振ってご使用ください。
チョコレートはおいしいだけじゃない♪ チョコレートはおいしいだけじゃない♪
長岡由里子さん長岡由里子さん

行政や地域で、フリーの栄養士として健康や食育などに携わる。車で全国一人旅しながら食べ歩くのが趣味の行動派。

様々なチョコレートが街中にあふれる楽しい季節。カカオの風味とミルクのコクが魅力のお菓子ですが、チョコレートには嬉しい栄養がいっぱいです。

原料に使われるカカオバターの主成分「ステアリン酸」や「カカオポリフェノール」には、血中の悪玉コレステロール(LDL)値を下げ、動脈硬化を予防する効果があります。「プロシアニジン」はほかにも酸化ストレスを抑え、「テオブロミン」は脳に緩やかに働き、精神を落ち着かせ、リラックスできる効果が見込めます。また「カカオプロテイン」というたんぱく質は消化されずに大腸に届き、便をかさ増ししてくれるため便秘予防も見込めるほか、最近の研究では、脳細胞増加に必要な成分BDNFが増加し、認知症予防に効果的なことも分かってきています。

ただしこれらの効果はカカオ成分が高くないと期待できないので、70%以上のビター(ダーク)チョコレートを1日25g程度、食前にゆっくり食べるのがおすすめ。食欲も抑えられ血糖値の上昇も緩やかにしてくれます。

つい食べ過ぎてしまいますが、体重増加につながり、糖尿病のリスクが上がるので、ほどほどにしたいですね。

BDNFとは、脳や血中にあるタンパク質の一種で、神経細胞の活性、特に記憶や認知機能に果たす役割が大きいといわれています。

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