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季節のめぐみをただきます! たべるたいせつ 季節のめぐみをただきます! たべるたいせつ

おもちの簡単みそマヨグラタン
料理写真

調理時間 約25分 1人分/571kcal 塩分 1.9g

材料(2人分)

切りもち       …4個
(丸もちなら5~6個)
鶏もも肉       …80g
玉ねぎ        …1/6個
しめじ        …1/4パック
ブロッコリー     …小房2個
とろけるスライスチーズ…2枚
パン粉        …大さじ2
味付けのり      …2枚
サラダ油       …小さじ1
A)マヨネーズ  …大さじ3
  牛乳     …大さじ4
  酒      …大さじ1
  みそ     …小さじ2

作り方

  1. の調味料は混ぜ合わせておく。
  2. おもちと鶏肉はひと口大に切り、玉ねぎは薄くスライスし、しめじは石づきを落としほぐしておく。ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、ラップに包んでレンジで30秒ほど加熱する。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉・玉ねぎ・しめじを炒める。
  4. グラタン皿の底にサラダ油(分量外)を塗り、おもちを入れてレンジで約1分加熱し(もちの硬さや大きさにより調整する)、やわらかくする。その上に③とブロッコリーをのせ、①をかける。
  5. ④にチーズをのせ全体にパン粉を振り、オーブントースターで5~6分焼き、色が付いたらでき上がり。(オーブンなら220Wで6~7分)仕上げにちぎったのりを乗せる。
冬至にかぼちゃを食べる理由
長岡由里子さん長岡由里子さん

行政や地域で、フリーの栄養士として健康や食育などに携わる。車で全国一人旅しながら食べ歩くのが趣味の行動派。

日本のお正月に欠かせない「おもち」。西日本が丸もちなのは宮廷文化の鏡もちから、東日本の角もちは武家社会の名残りで、敵をのす(討つ)という縁起をかついで作られた「のし餅」からきているという説があります。

そんなおもちのよさは、主な栄養素である炭水化物がギュッと詰まっていて、少量でしっかりエネルギーが摂れること。トースターもレンジ調理もできるので、忙しい朝にもおすすめです。しかももち米の主成分で粘りの素であるアミロペクチンは、分解に時間がかかるため、ゆっくりと消化吸収され腹持ちがよくなります。それにより体温が上昇することで代謝もよくなり、免疫力アップも期待されます。

また白米の1.5倍多く含まれるパントテン酸が、カロリー消費を助けてくれます。タンパク質も白米より多く含まれるので、「手軽に食べられて・腹持ちがよく・栄養価が高い」おもちは、昔からのスーパーフード。和洋中何にでも合うので、ぜひ普段使いに利用してみて。

ただし、角もち2個のカロリーは、ご飯茶碗1杯と同じ。食べすぎには要注意。ゆっくりかんで、のどに詰まらせないようにしてくださいね。

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