調理時間 約15分 1個分/192kcal 塩分 0.1g
材料(牛乳パック1本分・6切れ)
白玉粉 …50g 小麦粉 …80g 砂糖 …90g
水 …75ml+105ml ゆで小豆(または甘納豆)…150g
下準備
牛乳パックをきれいに洗い、側面の1面だけ切り取り、開いている口の部分は折りたたむようにして器を作る。作り方
暦の上で6月は「水無月」と呼ばれ、和菓子の名前にもなっています。6月がなぜ水無月と言われるのかというと、「無」は「~の」という意味で使われており、「水の月」つまり梅雨の時期であり、田んぼに水を引く時期を表しているのだそうです。
和菓子の由来は、室町時代の宮中行事で、旧暦の6月1日に夏バテ予防に氷を食べるという風習からきており、氷が買えない庶民が、三角の氷のかけらに似せたういろうの上に、邪気や悪魔を払う小豆を乗せたことから生まれたといわれています。
そして「夏越しの祓」は、ちょうど1年の真ん中にあたる6月30日に行われ、茅で作った茅の輪をくぐり、半年分の厄を落として暑気払いをし、無病息災を願う神事です。京都の家庭ではその日に水無月を食べることで暑い夏を乗り切り、残り半年を無事に健康に過ごせるよう願います。夏本番に向けて、普段から少しずつ汗をかく練習をし、しっかり睡眠を取り、そうめんだけなど、冷たいものばかりにかたよらず、栄養バランスの取れた食事が摂れるよう、体調を整えておきましょう。