コープヌードル
即席麺のトップメーカーである日清食品と日本生協連が共同開発したカップ麺。
コープヌードルのパッケージ、どこかで見覚えがあると思いませんか? それもそのはず、こちらの商品は日清食品のカップヌードルの大ヒットを受け、「生協でも組合員の声を取り入れたカップ麺を作ってほしい」と開発されたものなのです。
「コープヌードルは1994年に『しょうゆ』が発売になりました。当時はまだプライベートブランド(小売店や流通業者が独自で商品を企画・開発し、メーカーに製造を委託したもの)がほとんど世間にない時代。弊社としてもプライベートブランドはこれからきっと伸びていくと考えて共同開発に踏み切りました」と、日清食品の櫛田さん。
現在、コープヌードルは定番の「しょうゆ」や「シーフード」を筆頭に7種類のフレーバーがあり、2024年は「柚子しお(鶏と魚介の旨みだし)」、2025年は「生姜香る鶏白湯(とりパイタン)」が新たな仲間に加わりました。「近年では毎年のように新しい味を発売しています。ひとつのブランドでこれだけ多くのフレーバーを展開する例は珍しく、この豊富なラインナップも人気の理由のひとつです」。
今後もどんどん新たなフレーバーを考案する予定のコープヌードルですが、すべてに共通するのは老若男女を問わず誰もが食べやすいマイルドな味わいです。たとえば、「しょうゆ」はポークとチキンのうま味をベースにすっきりとした後味。女性に人気の「白ごま担々麺」は、ピリッと花椒をきかせながらも辛さは控えめと、小さな子どもからお年寄りまで楽しめる味わいです。
栗東市にある日清食品 関西工場
「実は麺もコープヌードルのオリジナル。ツルッとしたのど越しのよさを意識しています」と櫛田さん。ちなみに即席麺は油で揚げて乾燥させる方法が主流ですが、コープヌードルでは麺を揚げる際にRSPO認証のパーム油を使用しています。
RSPO認証とは、お菓子やパンなどに幅広く使われるパーム油の、持続可能な調達を達成するための取り組みで、パーム油原料であるアブラヤシの産地で今起きている自然破壊や環境汚染、労働問題などに、配慮して生産・加工されているパーム油を認証するシステムのことです。
「現在、コープヌードルは滋賀県栗東市の関西工場と山口県の下関工場で生産されています。とくに関西工場は、これまで人の目で行っていた検品などの作業を徹底的に自動化し、不良品発生率を100万分の1以下に抑えるなど、食の安全性を強化しています」。
コープヌードルの魅力は“手頃な価格”にあるという組合員も少なくはありません。コープ商品ならではの安全・安心を担保しつつも、どうやってリーズナブルな価格を維持できているのでしょうか。
「“たくさん売れているから”というのが一番の理由です。弊社としても一度に大量生産できるのでコストを抑えることができます。」と、営業本部の鈴木さん。
2024年度はシリーズ全体で約1,000万食の供給実績があったコープヌードル。手軽に食事を済ませたい時や小腹が空いた時、さらには災害時の非常食としても大活躍してくれます。ぜひローリングストックの一部に加えて、おいしく賢く「もしも」に備えてくださいね。
機械に小麦粉を入れるところから40分でカップ麺が完成。1日最大400万食生産できます
工場内のすべての情報を700台のカメラで一元管理しています
「レッドカップキャンペーン」は、飢餓に苦しむ子どもたちに、学校給食を届けるための国連WFP協会によるキャンペーンです。
対象となるコープ商品を1点お買い上げいただくごとに1円が国連WFP協会に寄付され、支援先の子どもたちへ学校給食を届けるために使われます。日本生協連は、このキャンペーンを2014年から開始しました。今年度は昨年度に続き、ミャンマー連邦共和国での活動を支援します。みなさんもコープヌードルを含む対象商品を利用し、キャンペーンにぜひご参加ください。
2025年10月1日~2025年11月10日
コープヌードルは全品、本キャンペーンの対象です。
CO・OP×レッドカップキャンペーン特設サイトは⇒ こちら
コープヌードルは、準備・片付け不要でお湯さえあれば簡単に作れるうえ保存もできることから、ローリングストック食品としても活用することができます。ラーメンは主食に当たるので、普段食べる時は、肉・魚類と野菜が食べられるメニューを追加するとバランスが良くなります。例えば肉野菜炒めやツナサラダ、冷奴にもずく・めかぶなどの海藻をトッピングするのもおすすめです。