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紀ノ川農業協同組合


取り扱い品目:紀ノ川のみかん(小玉)、ゆず(冬至用)、紀ノ川の桃、国産レモン、平たねなし柿(特別栽培)、予約:特別栽培南高梅、和歌山みかん

所在地:和歌山県 
視察日:2019年9月27日(金)~9月27日(金)

産地紹介

紀ノ川農協は、組合員927名(内准組合員35名)、和歌山県全域を地区とした農産物の販売と組合員の生産資材の購買を行う販売専門農協。紀ノ川市に本部、日高町に支部があり県全域を対象とした農作物を取り扱っているため、県内各地で栽培されている名産や旬の味を全国へお届けが出来ます。また品質保証システムでは安心安全を進め環境保全型農業に取り組み、地産地消、都市農村交流、農福連携、新規就農、担い手育成などにも取り組まれています。

商品の特徴

紀ノ川農協では、環境保全型農業の推進のため、IPMを活用した農薬に頼らない農業の推進をはかるとともに、生産者の皆さんにGAPへの関心を高め、取り組みを増やす活動をされています。IPMとは「総合的病害虫管理体系」のことで、化学農薬による防除だけに頼ることなく、天敵防除の手段をバランスよく用いて害虫を抑えながら管理した栽培技術を向上させ、環境にも優しく、また消費者を笑顔にできる農作物を作る事、そんな思いのこもった商品が揃っています。


生産者のコメント

我々は生協の産直を主とした販売専門農協であり、消費者との産直・提携関係をさらに強め、共同を大切にして、自然と共生し、平和で豊かな持続可能な社会と農家の経営安定、暮らしの向上を目指す理念を掲げ、“一緒にやってみよう!と思ってもらえるような素敵な農家になろう!”という想いを込め「平和で豊かな“持続可能な社会”」をめざします。
また災害により大きな被害を受けた際は、生産者は生協との産直のおかげで、作れば、利用してくださる組合員さんがいる!待ってくれる人がいるから再建も頑張る!と言った前向きな姿勢になれました。
生産者が明るい未来を、設計図を描けたら、明日から出来ること、頑張れることを見つけ、一緒にやっていけたら、地域も社会もきっと良い方向に向かいます。
日本の農業も、地域の農業も大きな曲がり角に立っています。農産物の輸入自由化の推進で、農業従事者が減少し、更に高齢化が進んでいます。
ぜひ国内の農業の応援をしてほしい。買い物ではなく投資として考えて ほしい。 私たちは次世代に繋げる最後の世代です。今行動しないと、世代に繋ぐことができない、タイムリミットが迫る中、若い生産者、役職員の感性や感覚を活かし進化させていきたいと思います。


参加理事のコメント

組合長をはじめ、お会いした職員の方々、生産者、皆さん魅力的な方ばかりでした。持続可能な農業を目指している紀ノ川農協の様々な取り組みを紹介してもらい、耕作放棄地の再生プロジェクトや担い手育成や第三者継承推進やみんなが幸せになるための地域づくりなど。つくるひともたべるひともみんなで農業をつくり、ともに学び交流し、いっしょに取り組む地域づくりをして行けるように私達消費者と生産者との安心、信頼関係の産直活動をこれからも築いて行きたいと想いました。産直の意義を改めて考え応援していきたいと思いました。また安全、安心の生産物を供給し続けてもらうため、産直の関係性を強化し遠地の生産者との交流を深めます。交流を通じて知り得た情報や生産者の想いを組合員や役職員に広げていきたいと強く思いました。


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