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たべる・たいせつ
みんな大好き! いいことづくめの「お鍋」

寒い冬の代表料理「お鍋」。地域や家庭によってだしの味や具材の種類も多種多様。寄せ鍋、キムチ鍋、最近ではトマト鍋やレモン鍋などいろんな食べ方があります。鍋料理一つで一食済ませられるところも、一人暮らしや忙しい家庭にはありがたい料理です。
実はお鍋は万能料理なんです。

  1. ヘルシーで消化が良い
  2. 野菜をたくさん食べられる
  3. 様々な栄養が一度に摂れる
  4. 血行促進作用
  5. 部屋の湿度や温度も上がる
  6. 仲間や家族との団らんの場

①ヘルシーで消化が良い

ボリュームがある割には野菜が多く、油も使わないのでカロリーは意外と少なめです。

②野菜をたくさん食べられる

健康維持のためには野菜を1日350g摂りましょうということはみなさんよくご存じですが、なかなか摂れないもの。お鍋にすれば、1日の半分くらいの量が摂れます。

③様々な栄養が一度に摂れる

野菜やきのこのビタミン・ミネラル・食物繊維はもちろん、具材の肉・魚・豆腐などのたんぱく質、具材によっては微量栄養素の亜鉛や鉄・カルシウムやカリウムなども一緒に摂ることができます。

④血行促進作用

鍋料理を食べると、体がポカポカ温まってきます。トウガラシやショウガやネギなどを薬味に使えば、なお一層血行が良くなり、手足までしっかり温まります。

⑤部屋の湿度や温度も上がる

鍋料理の蒸気が部屋を暖め、乾いた空気の湿度を上げることで、風邪などのウィルス予防にもなります。

⑥仲間や家族との団らんの場

一つの鍋をみんなで囲むことで、コミュニケーションがはかれます。ワイワイガヤガヤ、おいしい食事を共有することは、体だけでなく心も暖かにしてくれます。
このように良いことづくめのお鍋ですが、最後の締めのうどんやラーメン・おじやの食べすぎにはご注意を!

文:地域活動栄養士 長岡 由里子さん

簡単! アレンジおせち料理
鶏団子のさわやかレモン鍋
料理写真

調理時間 20 分/エネルギー 249 kcal/塩分 3.8 g
※それぞれ1人前の値です

材料(4人分)

白菜       …1/4個
長ねぎ      …2本
水菜       …1束
しめじ      …1パック
レモン      …1個
A)鶏ミンチ肉  …300g
  豆腐     …30g
  おろししょうが…1かけ分
  片栗粉    …大さじ1
  酒      …小さじ1/2
  塩      …小さじ1/4
B)水      …1000ml
  中華スープの素…大さじ2
  塩      …小さじ1
  砂糖     …小さじ2
  酒      …小さじ2

作り方

  1. 鶏団子を作る。ボウルにの材料をすべて入れ、粘りが出るまで練る。ひと口大の大きさに丸める。
  2. 白菜は斜めにそぎ切り、長ねぎは1cm幅に斜め切り、水菜は5㎝くらいのざく切り、しめじは石づきを落としてばらしておく。レモンはよく洗い、皮ごと5㎜幅の輪切りにする。
  3. 鍋にを入れて沸騰させ、白菜の軸の部分を先に入れ、少し柔らかくなったら、残りの野菜としめじを入れ、鶏団子も入れ、上にレモンを広げて入れる。
  4. 再度沸騰してきたら、レモンだけ取り出しておく。具材に火が通れば、食べる直前に、取り出しておいたレモンを並べて仕上げる。

アドバイス

レモンは加熱しすぎると、皮の苦みが出てきます。野菜は好きなものでアレンジしてくださいね。
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