皆さんは家庭の食事や学校給食の時に「三角食べしましょう」と言われたことはありませんか? 食事をバランスよく残さず食べるために、主食 ⇒ 汁物 ⇒ おかずをひと口ずつ順に(交互に)食べるよう指導されてきたようですが、いろんな食事形態の今では食べづらかったり、逆に生活習慣病予防の観点からは順番から外れたりすることもあります。
三角食べの利点は、
ということが挙げられます。欠点は、
などがあります。
また最近では生活習慣の違いや外国人など文化の違いにも配慮が必要なこともあり、必ずしも三角食べを強要することがよいこととは言えません。好きなものや偏ったものばかり食べる“ばっかり食べ”はよくありませんが、子どもたちに伝えたい食べ方は
ことが大切です。
味覚が一番発達する時期に色んな味を覚えることや色んな料理を口にすること、また料理に合った食べ方を覚えることも大切にしたいですね。
文:地域活動栄養士 長岡由里子さん