調理時間 約25分 1人分/488kcal 塩分 2.9g
材料(コルカノン・2人分)
じゃがいも …中2個(200g) キャベツ(緑の部分。ケールでも可) …60g ベーコン …50g バター …5g パセリ …適量
A)牛乳 …20ml
生クリーム …大さじ1
バター …15g
塩・こしょう…少々
材料(ミイラトースト・2人分)
ミニサイズの山型食パン…2枚 ケチャップ …大さじ2 スライスチーズ …2枚 ブラックオリーブ(種なし)…1個
コルカノンの作り方
コルカノン:ハロウィン発祥の地、アイルランドの伝統的なじゃがいも料理
ミイラトーストの作り方
行政や地域で、フリーの栄養士として健康や食育などに携わる。車で全国一人旅しながら食べ歩くのが趣味の行動派。
最近ではクリスマス並みに盛り上がりをみせている「ハロウィン」ですが、本当の意味をご存知でしょうか?
アイルランドやイギリス周辺の古代ケルト人が、当時の暦で1年の終わりに当たる10月31日に、秋の収穫を祝うと共に悪霊を追い出し、死者の魂を鎮めるという宗教的な意味合いのあるお祭りが元になっています。先祖の魂と一緒にやってきた悪霊が悪さをしないよう、人間と分からないように仮装をしたり魔よけの火を焚いて身を守った風習が、今では仮装自体を楽しみ、かぼちゃのランタンに火を灯すようになりました。
またアイルランドでは、今でも伝統的なお祝いとしてハロウィンの夜に「バーンブラック」というドライフルーツが入ったパンやケーキを食べる習慣があり、その中に埋め込まれているもの(指輪や硬貨・ボタンなど)によって1年の運勢を占うといいます。またマッシュポテトサラダの「コルカノン」や、じゃがいものパンケーキ「ボクスティ」などの伝統料理も食べられています。一方アメリカでは「かぼちゃのスープやグラタン」、SNS映えしそうな「グロテスク料理やお菓子」などのパーティー料理が主流になっています。