産直柑橘

紀ノ川農協がお届けする柑橘類は、爽やかな酸味とジューシーな甘み、品種の豊富なバリエーションで人気。そのまま食べるのはもちろん、スイーツの主役に、肉料理のアクセントにと楽しめる、今が旬のフルーツです。

こたつでみかんが食べたくなるこの季節、爽やかな酸味と甘みが乗った旬の柑橘類を届けてくれるのが、和歌山県の紀ノ川農業協同組合です。

和歌山県は、面積の8割以上が山地で日当たりと水はけがよく、冬場でも比較的温暖な気候で、みかんのほか桃や梅、柿など様々な果実が育てられています。農業産出額の6割以上を果実の生産が占める果樹王国。そんな和歌山県全域を対象に農産物の販売を専門にしているのが、紀ノ川農業協同組合です。

「つくるひと、たべるひと、そして私たちがくらす地球の三方すべてにとって、よいものであることを大切にしています」と話すのは、同組合組合長の宇田篤弘さん。1970年代にみかんの価格が暴落した際、農家が集まって、「市場に売るのではなく、自分たちの手で売る産直」に取り組んだのを機に発足した協同組合です。

「自分たちで売り歩いていた頃に出会ったのが、ならコープさんでした」。

日本で最初のネット売り開始

1980年代初め、コープしがの前身である大津生協との企画を開始し、生協組合員の声に応えるべく、様々な取り組みを進めてきた紀ノ川農業協同組合。その一つが、みかんを少量で販売する「ネット売り」です。

「当時は10～15kgのみかんをダンボール箱で販売するのが一般的でしたが、核家族化が広がる中、もっと少量で購入したいという声をいただいたんです。そこでドイツまで足を運び、ドイツ製自動ネット詰機を導入して少量販売することに。みかんをネットで販売したのは、日本で最初だと思いますよ」。

環境へ配慮した農業へ

「冬場に果実の大敵である霜が降りることのない和歌山県の恵まれた気候と、肥よくな大地が果実の食味を向上させていると考えています」と話すのは、紀ノ川農業協同組合の山本侑季さん。「環境に配慮した持続可能な農業生産を目指し、有機JAS認定農産物や和歌山県特別栽培農産物の拡大を進めています。かつて農薬を極端に減らした時、葉が落ち生産量が減ってしまったことがあったので、鶏糞や魚粕などの有機肥料を使用して過剰な化学肥料の使用を抑え、土づくりに重点を置くようにしました。農家の方々は枯れ枝をまめに剪定するなど、細やかに手と目をかけることで、おいしい柑橘を育てています」。

はるか生産者の辻淳伍さん

太陽をたっぷり浴びて丸々と育った八朔

八朔生産者の佐田智之さん

清見生産者の蓬台雪子さん

鈴なりの八朔。収穫は1つ1つ、手作業です。斜面になっていることが多いので、高齢の方でなくても大変な作業です

組合員からの言葉が励みに

「近年の異常気象や後継者不足などにより農業を取り巻く環境は厳しいですが、組合員さんからの『おいしかった』という言葉が、本当に私たちの力になっています。商品は農家が食べてくれる人を想い、長い時間をかけて一生懸命育てたもの。農家が頑張っている姿を思い浮かべて召し上がっていただければ嬉しい」と語る宇田さん。好きな柑橘は、皮をむく達成感と食べ応えのある「八朔」、山本さんは種もなく袋ごと食べられる「はるみ」だそうです。たくさん愛情を受けて育った紀ノ川農業協同組合の柑橘を、この冬はぜひ味わってみてください。

2097紀ノ川農業協同組合

冬の定期便　柑橘味くらべ

1企画　1袋

本体 298円（税込 322円）

毎年大好評！ 2022年3月4回まで随時受付中

味・食感の異なる品種を少しずつお届けします。

お届けは3月4回まで

お申し込みの翌週からお届けします

※天候や生育状況により、お届け内容を変更することがあります。
※今年は天候の影響で柑橘の状態がよくありません。できる限りよい状態でお届けしますが、外皮の傷などについてはご理解をお願いします。
※商品案内書には載っていません。

詳しくはこちら（チラシPDF）

■甘くてもヘルシー
甘い果物は高カロリーのように感じるかもしれませんが、柑橘類の場合は甘みがあっても水分量が多いのでほかの果物と比べても低カロリー。お菓子の代わりに食べればダイエットの味方になってくれます。

■色が持つ健康効果
みかんの色はβ-クリプトキサンチンという色素成分で、動脈硬化、骨粗しょう症、2型糖尿病の発症リスクが低下することが明らかになっています。

■白い筋や薄い皮にも栄養あり！
実にはビタミンC、白い筋や薄皮には毛細血管を広げ、血流を促す効果があるヘスペリジンというポリフェノールが含まれています。不足しがちな食物繊維も摂取できますので、薄皮ごと食べるのがおすすめです。

チキンソテーオレンジソース

調理時間約20分
1人分／554kcal　塩分 2.1g

材料（2人分）

オレンジ　　　…2個
鶏もも肉　　　…2枚
にんにく　　　…1/2片
オリーブ油　　…小さじ1
バター　　　　…10g
塩・こしょう　…各少々
小麦粉　　　　…適量

Ａ）しょうゆ　…小さじ1/2
　　塩　　　　…小さじ1/4
　　こしょう　…少々

作り方

オレンジ1個は果肉を取り出し、1個は果汁をしぼる。鶏肉は塩、こしょうで下味をつけ、小麦粉を薄くまぶす。
フライパンにオリーブ油、つぶしたにんにくを熱し、鶏肉を皮目から入れて両面をこんがり焼いて取り出す。
余分な脂を除いてバターを溶かし、小麦粉大さじ1/2を炒める。果汁を少しずつ加えながらかき混ぜ、Ａ、果肉を加えてひと煮する。
器に食べやすく切った②を盛り、③をかける。

みかんブラウニー

調理時間　約45分
全量／2441kcal　塩分 1.4g

材料（22×16×3cmのバット1台分）

みかん・溶き卵　　…各2個
グラニュー糖・
食塩不使用ミックスナッツ…各50g

Ａ）チョコレート　　　　…150g
　　無塩バター　　　　　…80g
　　牛乳　　　　　　　　…大さじ1
Ｂ）ホットケーキミックス…50g
　　ココアパウダー　　　…10g

下準備

バットにオーブン用シートを敷く
オーブンを180℃に予熱しておく

作り方

みかんは皮ごとよく洗い、へたを取って6枚輪切り、残りを粗みじん切りにする。ナッツは一部を飾り用に残し、粗く刻む。チョコレートは小さく割る。
ボウルに卵、グラニュー糖を入れて泡立て器ですり混ぜる。湯せんにかけて溶かしたＡを少しずつ加え、かき混ぜる。
ふるったＢを加えて混ぜ合わせ、刻んだみかんとナッツを加えてざっくりと混ぜる。
バットに流し、残りの①を乗せてオーブンで約30分焼く。

ショコラショー・オランジェ

調理時間　約10分
1人分／277kcal　塩分 0.3g

材料（2人分）

オレンジ　　　…1/2個
チョコレート　…50g
牛乳　　　　　…1＋1/2カップ
生クリーム　　…適量

作り方

オレンジは皮ごとよく洗って一部の皮をせん切りにし、果汁をしぼる。チョコレートは小さく割る。
鍋にオレンジの皮以外の①、牛乳を入れて火にかける。泡立て器でかき混ぜながら加熱し、沸騰直前で火を止める。
こしながらカップに注ぎ、軽く泡立てた生クリーム、オレンジの皮をのせる。

オススメの保存方法は？

鮮度のいいうちに食べきれない場合は、新聞紙に包んでポリ袋に入れ、風通しのよい冷暗所か冷蔵庫へ。箱の場合は、一度すべて取り出し、傷んでいるものは取り除き、箱の底に新聞紙を敷いて、へたを下にして果実を並べ、また新聞紙、果実と重ねます。一番上に新聞紙をかぶせ少しふたを開けた状態で、風通しのよい冷暗所で保存してください。