小川珈琲株式会社の「スペシャルマイルドブレンド」

ホッとする香りとコク深さ スペシャルマイルドブレンド

組合員のために開発された
こだわりのブレンドコーヒー

組合員のために開発された、こだわりのブレンドコーヒー

立ち上る豊かな香りに癒されながらコーヒーを淹れ、奥深いコクや風味を楽しみながら、ホッとひと息。日々の暮らしの中で、何気ない一杯のコーヒーが、リラックスしたり、気持ちをリセットしたりする大切な役割にもなっています。

だからこそ、よりおいしいコーヒーを組合員に届けたいという想いで開発されたのが、「 スペシャルマイルドブレンド」。豆の調達から焙煎、ブレンドまで手がけるのは、京都に本社を置く小川珈琲株式会社です。

「小川珈琲が創業したのは1952年。以来、『私たちは、珈琲職人として、未来をつなぐ本物の価値を創造し、真心を持ってお届けする』という理念を持ち、コーヒーに向き合い続けています」と話すのは、小川珈琲の営業部・吉岡諒太さん。

世界中のコーヒー豆の産地に足を運び、生産者と対話しながら豆の調達を行う小川珈琲には、様々な商品がありますが、中でも スペシャルマイルドブレンドは、コーヒーを知り尽くした珈琲職人がこだわりを注ぎ込んだ、特別なレギュラーコーヒーです。

「全日本コーヒー公正取引協議会が定めた特定銘柄品である『コロンビアスプレモ』を30%配合しています。スプレモとは、スペイン語で『最高級の』という意味なんですよ。その名の通り、コロンビアで生産されたアラビカ種の中でも最高等級の豆なので、大変香り高く、コクがあって奥行きのある味わい。じんわりとおいしさが沁み渡ります」。

豆選びから焙煎、ブレンドまで
こだわりの先に生まれる一杯

「農作物であるコーヒー豆は、同じ生産国であっても、地域やその時の気候などで味わいが異なります。だから私たちは、毎年世界各地の作柄を見ながら、各地からサンプルを取り寄せ、珈琲鑑定士の厳しいテストを通過した生豆だけを使用することで、高い品質を維持しています」と吉岡さん。

それは焙煎やブレンド方法にも通じるこだわりで、求める味わいを創り上げ、維持するために、小川珈琲では「アフターミックス製法」が取り入れられています。「生産国が異なるコーヒー豆を個々に焙煎し、各生産国の良さや特徴を引き出してからブレンドすることで、それぞれの豆が持つ香りや苦味、酸味、コクを活かした味わいに仕上げられるんです」。

珈琲文化を未来につなげる。
その使命で生産地へ通います

小川珈琲が目指すのは、珈琲文化を未来につなぎ、コーヒーを通して持続可能な社会に貢献していくこと。「熱い感性と厚い技術が生み出す『本物』の味わいで、世界の人々の心を満たすだけでなく、生産者をはじめ、コーヒーを愛するすべての人たちの暮らしと環境を守っていきたい」という考えがあるからこそ、各地の生産者に会いに行く、と吉岡さんは語ります。

「世界は今、気候変動がもたらす環境問題や国家間の経済格差など、様々な難しい問題を抱えています。その年々の品質の良い生豆を買い集めるだけでは、一時的においしいコーヒーを作れたとしても、その先の未来はありません。だから私たちは、豊作の時も不作の時も生産者に会いに行き、生産者が丁寧に育てた生豆を預かり、様々な困難も一緒に乗り越える覚悟を持って、コーヒーを作り続けています。彼らの情熱を冷ますことなく、その想いも大切にお客様に伝えていきたい。私たちは、コーヒーという絆で世界とつながっています」。

「世界の人々の心を満たす」という通り、毎日でも気軽に飲める価格設定も、企業努力の賜物です。生産者、そして小川珈琲の熱い想いとこだわりもブレンドされた一杯に、あなたも心を満たされてみませんか。

心から満足できる商品づくりを

心から満足できる商品づくりを

30周年おめでとうございます。
私たち小川珈琲は、コープしがをはじめ各生協とプライベートブランド商品を開発・販売してきましたが、2003年にコープしがを含む7つの生協でコープきんき事業連合が発足して以降は、商品の共同開発に取り組んでいます。

共同開発が始まった頃は、多くの組合員様から「前のプライベート商品の方がおいしかった」というお声を頂戴しました。これまで愛用いただいた組合員様にも満足いただけて、さらに「おいしくなった」と言ってもらえるように試行錯誤し完成したのが、現在の「レギュラーコーヒーシリーズ」です。今後も組合員様に心から満足をいただける商品づくりを行ってまいります。