自然共生社会に向けて
森を守る取り組み


滋賀県の1/2の面積を占める森林は、林業従事者の高齢化や担い手不足、安価な外国産材の普及などにより荒廃が進んでいます。森林は地球温暖化の防止や水源の涵養、動植物の棲息場所などのほか、土砂流出の防止など多様な役割を果たしています。
コープしがは、琵琶湖につながる森林資源を守るため、地域の生産森林組合と「びわ湖森林づくりパートナー協定」を締結して、「コープの森」として森林整備活動をすすめています。
「コープの森」では森林整備にかかる費用の支援だけでなく、役職員が間伐作業や林道整備を担うボランティア活動、組合員が森林の中で体験ができる組合員活動を行っています。
コープしがは、琵琶湖につながる森林資源を守るため、地域の生産森林組合と「びわ湖森林づくりパートナー協定」を締結して、「コープの森」として森林整備活動をすすめています。
「コープの森」では森林整備にかかる費用の支援だけでなく、役職員が間伐作業や林道整備を担うボランティア活動、組合員が森林の中で体験ができる組合員活動を行っています。
コープの森のあゆみ

2012年8月 | コープの森1号地としてに長浜市の中之郷生産森林組合と7年間のパートナー協定を締結し、「コープの森余呉」がスタート |
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2013年10月 | コープの森2号地として油日上野共有生産森林組合と10年間のパートナー協定を締結し、「コープの森あぶらひ」がスタート |
2022年3月 | 「コープの森余呉」が期間延長もあり9年7カ月の協定期間を終了 |
2023年10月 | 「コープの森あぶらひ」の協定期間延長を5年延長 |
2024年10月 | コープの森3号地として大滝山林組合と10年間のパートナー協定を締結し、「コープの森多賀」がスタート |
※コープの森は「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を通じて締結しています。
第50回全国林業後継者大会しが2022
コープしがの森林保全活動が評価され、第72回全国植樹祭の関連行事である第50回全国林業後継者大会しが2022で、コープの森あぶらひでの取り組みを発表しました。

第72回全国植樹祭、残念ながら天皇陛下御夫妻はオンラインでのご参加でした。

全国林業後継者大会しがでの発表
間伐材を活用した紙の利用
「コープしがでは、滋賀県の間伐材を配合した「びわ湖の森の木になる紙」を2022年度から採用し、全組織で使用しており、「コープの森多賀」から排出された間伐材も配合されています。また、2025年度からは「コープの森多賀」の間伐材を活用した名刺台紙を製作し、職員の名刺に使用しています。紙はコープしがの事業をすすめる上でどうしても必要となりますが、このような間伐材を活用した紙を使用することで、滋賀の山の保全に貢献でき、また、林業を取り巻く地域経済の新たな収入源ともなります。


森林×ACTチャレンジ
2024年度の優秀賞受賞
林野庁主催の「森林×ACTチャレンジ2024」という、森林の適切な整備・保全に貢献する企業等の優れた取組を表彰する制度で、コープしがの森林づくりの取り組みが評価され優秀賞を受賞しました。

林野庁青山長官から満嶋副理事長が表彰状を受け取りました。

受賞者での集合写真。木製銘板は林野庁で掲示されます。
びわ湖清掃ウォーク
自然共生社会に向けた“びわ湖を大切にするこころ”を育む「びわこ*たいせつ」活動として、毎年9月に「びわ湖清掃ウォーク」を実施しています。
参加者が、琵琶湖やその周辺の清掃活動の体験を通じて、琵琶湖の景観と環境保全の大切さについて考える機会になり、清掃活動を通じて、琵琶湖の現状を知るとともに、自分たちに何ができるかを考える機会となるようにすすめています。
参加者が、琵琶湖やその周辺の清掃活動の体験を通じて、琵琶湖の景観と環境保全の大切さについて考える機会になり、清掃活動を通じて、琵琶湖の現状を知るとともに、自分たちに何ができるかを考える機会となるようにすすめています。






毎回多くの組合員や役職員、県民が参加し、びわ湖をそばに感じながら清掃ウォークを行っています。