コープの森あぶらひ

コープの森あぶらひのスタート

2013年10月29日に油日上野共有生産森林組合と琵琶湖森林づくりパートナー協定(コープの森あぶらひ)を締結し、協定期間は10年、協定面積118.7ha、森林づくり費用1,000万円という内容でスタートしました。

職員の森林整備ボランティアや組合員活動だけでなく、新たな取り組みとして「どんぐりプロジェクト」や「滋賀県森林CO2吸収量認証制度の利用」にも取り組みました。
油日上野共有生産森林組合の要望もあり、2023年に協定期間を5年延長、森林づくり費用500万円を追加して、2028年10月28日までパートナーとして森林整備に取り組むことになりました。

取り組み内容

役職員ボランティア

毎年、職員による森林整備ボランティアを実施し、間伐補助や作業道整備などを行いました。職員が実際に山に触れ、整備活動に参加することで、環境問題やコープしがの環境に対しての取り組みの理解を深めることにつながっています。

枝打ち機の作業補助

林道の補修作業

獣害防止テープ巻き

間伐材の利用

コープしが30周年を記念してコープの森あぶらひの間伐材を使った「コープの森からうまれた鍋敷き」を製作し、372個を販売しました。

滋賀県森林CO2吸収量認証制度の利用

コープの森で実施された森林整備により吸収が促進されたCO2吸収量を、滋賀県の制度を利用して数値化しました。森林づくりの支援だけでなく、コープしがの環境政策にあるCO2の削減という大きな目的につながる新たな取り組みをすすめています。
滋賀県森林CO2吸収量認証制度
森林づくり活動を行う企業や団体および学校などが整備する森林の二酸化炭素の吸収量を滋賀県が数値化し、認証する取り組みで、その数値をCSR活動などに活用することができます。

引用:滋賀県

2022年度森林整備分

2023年度森林整備分

どんぐりプロジェクト

2016年より組合員宅で9カ月育てたクヌギの苗木を、2017年に組合員さんが参加して植樹しました。会場全体で3,400本のクヌギを植栽し、2018年にも組合員参加で苗木に肥料まきを行っています。その後は、毎年、森林組合が下刈りなどの手入れを行い現在では大人の背丈ほどに成長しています。

2017年4月 県内各地から参加した「どんぐりプロジェクト」の組合員と家族

2016年6月発芽から約1か月で15センチほどに成長

クヌギの苗木を森林組合さんと一緒に植樹

2023年の新卒職員研修で訪問。植樹から6年でこんなに育ちました

新卒職員研修

2023年度の新卒職員で森林保全ボランティアと森林保全作業の体験を行い、コープしががなぜ森林づくりを行っているのかを学び、滋賀の森林を守っていく大切さへの理解を深める場としました。

研修日2023年5月13日(土)9時30分~13時30分
参加人数16名
研修内容森林整備体験
(除間伐の補助作業・ロボットを使った枝打ち体験・獣害対策テープ巻き作業)

組合員参加の体験学習

森林が琵琶湖水源として果たしている役割を知り、学ぶことで、自然環境や生物多様性保全への理解を深め、自然との共生社会の実現に向けた取り組みです。
琵琶湖を取り巻く山の自然や営みについて、森林保全に取り組む人たちと交流することで、その大切さを実感し、自然を大切にする心を育み、森の中での体験を通じて、自然のおもしろさや興味関心を高めて、自然に親しむ心を育てます。
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