「産直 鳥取こめ育ち牛」とは?
「産直鳥取こめ育ち牛」は、「生協牛乳120」の生産者(大山乳業)の牧場で生まれたホルスタイン種の雄牛です。
鳥取県内にある鳥取県畜産農協直営の哺育センター(2か所)と肥育牧場(5か所)で、年間1,600~1,800頭を毎日大切に育てています。
どんなところで育っているの?
東部哺育センター(鳥取県八頭町)
生後1週間から6か月の仔牛は、哺育センターで過ごします。生後6か月ともなると、体重が約250から300kgにまで増えます。
美歎牧場(鳥取県鳥取市)
生後6か月から約20か月までの牛は、肥育牧場で過ごします。鳥取県の休耕田を活用して栽培した飼料稲や飼料米、滋賀県産の飼料米が配合された餌を与えます。
ケガや病気にならないよう、仔牛一頭一頭に目を配り、また、大きく育つために、しっかり餌を食べられる丈夫な身体づくりを心がけています。
牛舎のようす
出荷する頃には体重が800~900kgに!
お話を伺った、美歎牧場の加嶋さんと東本さん
「鳥取こめ育ち牛」のこだわり「循環型農畜産業」
鳥取県内の後継者がいない田畑を活用し、牛の堆肥を肥料として稲や米を育て、またそれを牛が食べるという「循環型農畜産業」に取り組んでいます。
「鳥取こめ育ち牛」は、赤身が多くあっさりとした脂で味わいのある牛肉です。輸入飼料の価格が高騰する中、できる限り価格を抑えて組合員においしいお肉をお届けします。