循環型社会に向けて

リサイクルの推進

コープしがでは、循環型社会の実現に向けてリサイクルに積極的に取り組んでいます。宅配の配達時やお店のリサイクルコーナーなどで回収して、貴重な資源として再資源化をすすめています。

牛乳パックのリサイクルの流れ

回収した牛乳パックは「おかえりティシュ」「ただいまロール」に再商品化されています。回収したPETボトルもCO・OP商品の包材にリサイクルされ、また組合員の手元に届いています。
回収拠点(コープしが) 回収・販売団体 古紙問屋 パルプメーカー 製紙メーカー
   

ただいまロールは、牛乳パック10%と古紙90%のリサイクルロールです。
おかえりティシュは、牛乳パック30%と古紙70%のリサイクルティシュです。

牛乳パック
パルパー(溶解工程)

回収した牛乳パックをどろどろに溶かします

溶解された牛乳パック

再生パルプを取り出し原料になります。

ワインダー

再生パルプを原料の一部として製品化されます。

製品に再生

おかえりティッシュ、ただいまロールとして再生します。

PETボトルのリサイクルの流れ
(つながる、リサイクルの輪)

生協で回収したペットボトルをコープ商品のパッケージへリサイクル

パッケージの裏に記載されています。
2024年4月から、回収したPETボトルをCO・OP商品の包材にリサイクルする取り組みを始めました。
日本生協連が推進している、全国の生協が組合員から回収したPETボトルをCO・OP商品の包材にリサイクルする取組みにコープしがも参加しました。
組合員がPETボトルをリサイクルに出す、そのPETボトルがCO・OP商品の包材になって、また組合員の手元に届きます。
わかりやすく、誰もが参加しやすいリサイクルをすすめています。
※日本生協連:日本生活協同組合連合会の略
組合員

ペットボトル商品の利用・廃棄

ペットボトル回収

使用済みペットボトルを回収

再生樹脂生産・フィルム製造・包材製造
商品製造

再生PET使用包材を使った商品を製造

組合員

再生PETフィルムを使った商品の購入

商品案内書のリサイクルの流れ

組合員から回収した商品案内書は大切な古紙原料としてリサイクルしています。最終的に製紙メーカーで再生紙や新聞紙等として再び利用されています。 ■おねがい
回収された商品案内書は集積されて、異物を人の手で取り除いています。商品案内書の束をくくっているビニールヒモや文庫本などが混入していることも多いので、異物が混ざらないようにご協力ください。
実は古紙を圧縮する機械のベルトコンベアーにただ乗せているのではありません。製紙メーカーが求める古紙原料となるように、コープしがの商品案内書をベースにして色々な紙原料を混ぜて古紙品質が調整されています。
商品案内書
再生紙、新聞紙など

回収率が減少しています

商品案内書の回収率が年々減少しています。社会的なリサイクル意識の向上もあり、街中にもたくさんの古紙回収スポットがあります。
コープしがの宅配でお渡しした商品案内書を、また宅配で回収する、とても便利ですし、限りある資源を有効に活用するためにも、ぜひ、古紙回収にご協力ください。
商品案内書の回収率

商品仕分け袋、注文書袋の
リサイクルの流れ

組合員から回収した商品仕分け袋、注文書袋は子会社のハートコープしがで圧縮して、リサイクル業者に売却されています。その後に業務用コンテナバッグなどにリサイクルされています。 ■おねがい
回収した袋を圧縮しています。異物や回収対象以外の袋も人の目と手で取り除いています。袋に貼ってあるシールや異物などが混ざらないようにご協力ください。
商品仕分け袋、注文書袋
再生プラを使用した業務用コンテナバッグ

回収にご協力ください!

コープしがの宅配でお渡しした商品仕分け袋、注文書袋を、また宅配で回収する、とても便利ですし、限りある資源を有効に活用するためにも、ぜひ、回収にご協力ください。
商品仕分け袋、注文書袋の回収率

たまごパックのリサイクルの流れ

宅配とお店で回収のできるたまごパックは大切な資源として、リサイクル業者に販売しています。その後に衣類や自動車の内装品などにリサイクルされています。
実は、宅配の職員はたまごパックの厚みや固さだけで、コープしがが回収できるたまごパックかどうか判断できます。
宅配とお店のたまごパック
衣類や自動車の内装品など

食品発泡トレーのリサイクルの流れ

お店で回収した食品発泡トレーは子会社のハートコープしがで再資源化して、リサイクル業者に売却されています。その後に建築資材や梱包緩衝材などにリサイクルされています。
食品発泡トレー

食品発泡トレーや宅配の発泡スチロール箱等を溶融して固めています。

インゴット状に固められて商品化されます。白色のトレーは白いインゴットに、有色のトレーは黒いインゴットになります。

建築資材・梱包緩衝材など
■見分け方
発泡スチロール製のトレーは爪楊枝がかんたんに刺さります。
再資源化しますのできれいに洗ってシールをはがしてください。

廃プラスチックのリサイクルの流れ

組合員から回収した透明の食品トレー・容器はサーマルリサイクルを行っています。
  • サーマルリサイクルとは?
    廃棄物を燃やしたときに出る熱をエネルギーとして回収して利用する種類のリサイクルです。
  • マテリアルリサイクルとは?
    回収した廃棄物を新たな製品の原材料として、新たな物を作り出す種類のリサイクルです。
透明の食品トレー・容器
回収した廃プラを選別
細かく裁断
圧縮してフラフ燃料に加工

非常に珍しいプラスチック燃料専焼の火力発電所で燃料として使用しています

  • フラフ燃料とは、国際的に高まっている「脱プラスチック」の一環で、廃プラの利用先として注目されています。
    廃プラスチックを中心とした廃棄物由来の燃料で、石油や石炭などの化石燃料由来のエネルギーの代替として使用ができます。
    環境への負荷を低減しつつ、廃棄物を有効に再利用でき、化石燃料の消費抑制や燃焼時のCO2排出量も低減にもつながっています。

食品リサイクルの推進

お店などでの加工や調理で生じた食品残さや商品の売れ残りなどの食品廃棄物。コープしがではこれらの食品廃棄物をゴミではなく、大切な資源として再資源化をすすめています。

食品廃棄物

食品残さ

異物を除去してペースト状に加工

油の中で水分を飛ばす

さらに粉砕して飼料化

家畜の飼料

食品残さから加工しているので、カロリーが非常に高く、通常の飼料に3~7%配合して使用されています。

魚のあら

魚のあら
油脂
肥料
飼料

野菜くず

野菜くずはコープしがの子会社「ハートコープしが」でたい肥化します。そのたい肥を活用して葉物野菜を栽培して、コープしがの商品として出荷しています。

コープしがの食品リサイクル率

コープしがの食品リサイクル率は83%以上(2023年度)です。
「食品廃棄物のリサイクル量」=「食品ロス量」です。
商品の適切な製造などで発生量を減らしていくことも大切です。

フードドライブの取り組み

フードドライブとは各家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、それらをまとめて地域のフードバンクなどに寄贈する活動です。
コープしがでは、食品ロスを削減し、未使用食品を食べ物として大切に活用することができるフードドライブを推進しています。
各配送センター、お店に設置してあるフードボックスにご提供いただいた食品は、フードバンクびわ湖、フードバンク滋賀、甲賀市社会福祉協議会、フードバンクながはまを通して必要とする家庭にお届けしています。

脱プラスチックの取り組み

ミニトマトバイキング

ミニトマトバイキングの容器をくり返ししてもらうことで、プラスチック削減と環境負荷の低減に取り組んでいます。

ノントレー商品の提供

プラスチック削減のために包材の削減をすすめており、コープながはま店ではノントレー商品の提供を始めています。まだ、一部の商品での展開ですが、プラ容器の削減という環境面のほか、「冷蔵庫に保管しやすい」「袋に穴をあけて調味料を入れて手を汚さずに合わせられる」等の声をいただいています。
※ノントレー商品:食品トレーを使用せずに透明フィルムで真空パックした商品

木製や紙製に切り替え

コープしがでは、スプーン・フォーク・ストロー、お箸の包材などを順次、木製や紙製などの環境にやさしい素材に切り替えています。
レジ袋、紙袋、カトラリーを有料にて販売しております。そのお預かり金については「びわ湖清掃ウォーク」などの環境とびわ湖を大切にする活動に関わる費用の一部として活用しています。
PAGE TOP