32【援農】隊の石ひろい人は一人で生きられません。くらしを豊かにするために、住みよい地域を築くためにともにささえあいながら生きています。人とのかかわりを制限されたことにより、あらためて気づかされた人とのつながりの温かさや大切さ。一人でできるコト、だれかと一緒にできるコト…。私がワクワクできて誰かの笑顔につながるコトの一歩を踏み出しましょう。・体力の限界や後継者不足で農業をやめてしまう農家さんが多いと聞きます。作る野菜によって忙しい時期が決まっているので、そこを支援するだけでも続けてくださるのではないかと思います。安全で安心な野菜を供給してくださる農家さんを応援したいです。多くの農家が直面している問題として後継者不足や体力的な限界があり、日本の農業の現状における深刻な課題です。援農は繁忙期に農作業を手伝うことで農家の大きな助けとなります。農業や食の大切さ、そしてそれを支える農家の努力を、身をもって理解がすすむように取り組みを検討します。7月に「ハートコープしが」野洲の農場にてファーマーチャレンジ【援農】隊を実施し、組合員7名、役職員6名で援農への一歩を踏み出しました。参加者からは「これまでに収穫体験の企画があるのは見ていましたが、今回は楽しい部分だけでなく、実際の作業であることに惹かれました」、「あんなに石がゴロゴロしているところが圃場になるなんて…とびっくりしました。農場のみなさんの苦労がしのばれました」などの声があがりました。今後も生産者の人手がほしい時や農繁期などに農作業をサポートする登録制のボランティア組織として、生産活動の継続に少しでも役立てることをめざしていきます。できる時にできる人が活動できるように援農の取り組みをすすめます。ファーマーチャレンジ【援農】隊寄せられた「やくだつ」受けとめたこと「つながる」実現できたこと声5.くらしをよくし、誰かの 『 笑顔につながるコト 』 をはじめよう!
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