29・今後高齢者人口が増える中、介護事業を広げていってほしいです。介護、介助が必要な人が、ほしい時に助けの手をとれるようになるといいなと思います。高齢者人口の増加は、多くの国々で大きな課題となっています。くらしの質をどう保ち、安心して生活できる社会をどうつくるかが重要です。すでに存在する介護施設の質を向上させるだけでなく、新たな介護サービスや活動エリアを広げていく土台づくりが必要です。居宅介護支援と訪問介護とも、※「生協10の基本ケア」に基づき、利用者に寄り添い、丁寧なケアをおこなうことで、利用者と家族にとって一つでも多くの「ありがとう」につなげていきます。ぽこ野洲では、利用者や家族から「ヘルパーさんに来ていただくことを楽しみにしている」「介護の負担が減った」などの声をたくさんいただだいています。地域包括支援センターや他の事業所からの信頼も高まってきており、利用者数は大きく増えました。また、4月にはヘルパーステーションぽこ守山が開所し、守山市を中心に栗東市からの依頼も増えています。利用者・家族に喜んでいただくケアの実践と地域包括支援センターや他の事業所との連携、信頼を高めることで湖南地域での介護事業の基盤の構築をはかります。また、組合員の想いや願いを受け止め、今後、必要とされる新たな事業展開について調査研究をすすめます。※「生協10の基本ケア」は、生協の介護の実践で培われた「ふつうの生活」を支援するために大切な10の取り組みをまとめたものです。具体的には「換気をする」「床に足をつけて座る」など10項目あります。介護事業へ寄せられる期待寄せられた「やくだつ」受けとめたこと「つながる」実現できたこと「ひろがる」今後に向けて検討していること声
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